■全線複線化へご理解とご協力を JR奈良線複線化促進協議会が総会
JR奈良線複線化促進協議会(会長=西島寛道町長)の総会が11月22日(金)、井手町役場で開かれました。
同協議会は、京都市、宇治市、城陽市、木津川市、奈良市、宇治田原町、井手町の5市2町により構成されます。昭和42年に前身となる「国鉄奈良線複線電化促進協議会」として設立され、電化開業が実現した後、昭和62年に「JR奈良線複線化促進協議会」へと名称を変更し、全線複線化の実現を目標に、各方面への要望活動や、JR奈良線の利用促進のための事業を実施しています。
西島会長はあいさつで「高速化・複線化第二期事業が令和5年に開業し、朝の通勤時間帯の列車の増発や所要時間の短縮、運行ダイヤの安定性の向上等が図られ、住民の通勤・通学をはじめ利便性が向上しました。この第二期事業により複線化率は大きく上昇いたしましたが、まだ36%は単線として残っている状況でありまして、私共の最終目的である全線複線化を完成するためには、第三期事業への取り組みに向け利用者を増やしていくことが大変重要。会員の皆様には、引き続きご理解とご協力をお願いします」と述べました。
総会では、全線複線化の事業実施に向けた取組や施設の整備、ダイヤの増便など便利で快適なJR奈良線を実現するため、JR西日本など関係機関への要望活動を行うとした令和6年度の事業計画案や予算案などが承認されました。
■432人が山背古道歩く とことんウォーキング
城陽市から木津川市までの木津川右岸の山際を通る散策道・山背古道で11月24日(日)、第30回山背古道とことんウォーキングが開かれ、432人が秋深まる山城地域の風景を楽しみながら歩かれました。
歴史遺産や里山の景観といった木津川右岸地域の魅力を楽しんでもらおうと、城陽市と木津川市、井手町の3市町で構成する山背古道推進協議会が主催するウォーキングイベントです。
参加した方々は、総延長約25キロの山背古道を、JR城陽駅前と木津川市役所前からスタートし、それぞれ思い思いのペースで歩きながら反対側のゴール会場を目指しました。
中間地点となる井手町では、「テオテラスいで」前に「ホットコーナー」を開設。訪れた参加者たちがのどかなひと時を楽しんでおられました。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>