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自治体の皆さまへ

井手町社会福祉協議会が実施しているIDECAを活用しませんか

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京都府井手町

今は車を運転できるけど、免許を返納したらどうなるのだろう?
住み慣れた地域でくらすため、地域を支える移動支援
井手町社会福祉協議会が実施しているIDECA(いでか)を活用しませんか

■移動支援の実現へ
井手町は、町内にJRの駅が2つあり、その各駅から1kmの範囲に市街地のほとんどが収まります。
しかしながら、令和3年に井手町地域福祉計画策定のために実施したアンケート調査の結果や、井手町社会福祉協議会が実施された住民ワークショップでは、「高齢者の移動が課題である。」という意見が多くあり、高齢化が進行する本町では、運転されていた方も今後免許を返納することが見込まれ、高齢者の方の移動支援は大きな課題であると認識されていました。
この課題解決を図るため、高齢者の移動支援として、井手町社会福祉協議会が主体となり、「IDECA(いでか)」の運行を始め、令和5年度の実証運行を経て、本年度より本格運行されているところです。
すでに、たくさんの方がご利用され、地域の移動支援として、定着されてきた、「IDECA」ですが、今回改めて紹介させていただきます。

■IDECA(いでか)の利用について
利用できる人:町内在住の65歳以上で登録された方
登録料金:100円
通行範囲:井手町内
利用料金:町内片道100円
※4.5km以上は片道200円
運行日:火・水・木・金(祝日除く)
運行時間:午前9時~午後4時
※予約は利用日の前日正午まで(平日午前9時~午後4時 祝日除く)
【電話】0774-82-3901
ご自宅から目的地まで。ドアツードアの送迎です

■みなさんIDECAでどこに行っている?

・商業施設への買い物や通院、町の施設で行われている事業への参加、電車など公共交通機関の乗り継ぎなどに、利用されています。
・井手町内であれば、行先は問いません!!友人・親戚への訪問など、様々な場面でご利用ください。

■時間帯別の利用はどんな感じ?

※行先・時間帯の構成割合(令和6年11月)井手町社会福祉協議会調べ
・通院、電車の乗り継ぎなど、時間が指定される外出により、午前中のご利用が多い状況です

■どんな車で移動支援をしている?
・専用の車両2台体制で運行しています。
予約が多いときは、社会福祉協議会の業務車両を使って円滑な運行が行われています。
町内の道もスイスイ走行でき、スライドドアで乗り降りがしやすい軽自動車です。

▽IDECAの運転手さんに聞きました。
最初は、単に利用者を目的に運ぶ、という移動の支援という認識でした。
しかしながら、運転中の利用者さんとの会話から、「移動手段がないから、家に閉じこもっていたけど、いでかを利用して、外出するようになり、いろいろ参加するようになった。」ということを聞いたことから、単なる目的地までの移動支援でなく、「いでか」が外出するきっかけづくりや、いきがいづくりにつながっている、ということに気づきました。

問合せ:井手町社会福祉協議会
【電話】82-3901

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