こちらのコーナーでは、高校生と地域の架け橋となるべく日々高校生たちと同じ目線で奮闘する地域コーディネーターやrootsの取り組みなどを紹介。
■第4回roots相談員 稲本朱珠(いなもとすず)さんが思いを語る
▽稲本朱珠 Inamoto Suzu
京都府京都市出身
令和2年10月に本市に移住。
大学卒業後、東京で展示会やイベントの主催業、関西のアパレル会社のバックオフィス業務などを経験。食べることと日本酒が大好きで「たんちょす」などの企画にも携わっている
▽ここはやってみたいことにチャレンジできる場所。
こんにちは。京丹後市未来チャレンジ交流センターroots(ルーツ)相談員の稲本朱珠です。
京都市内から京丹後へ移住し、rootsの立ち上げから関わってきて丸3年になりました。その間、多くの高校生たちのやってみたいことやそれを後押しする大人たちと触れ合うことで、すてきな経験をたくさん積むことができたと感じています。その中で、少子高齢化や教育格差など日本が持つ課題に、この京丹後で高校生とどんな風にチャレンジしていこうかを考えています。
放課後、ふらっと高校生が立ち寄ってくれる喜びは特別です。私たち相談員は、地域コーディネーターさんのように高校生の学校での様子を知りません。ですので、おしゃべりの中で少しずつお互いを知っていきます。「実は○○に興味があって…」と、やってみたい・挑戦してみたいことを話してくれる時はワクワクしますし、とても楽しみです。その興味の種を丁寧に拾い、地域内外のさまざまな力を借りて形にしていく。気づけば、これまで150を超えるプロジェクトやイベントを実現してきました。
rootsは、高校生と地域の人たちが集い、新しくやってみたいことにチャレンジできる場所。学生も大人もみんな大歓迎です。私を含む6人の相談員が交代でお待ちしていますので、気軽に立ち寄ってください!
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