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ECHOあしたの畑ー丹後・城崎(1)

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京都府京丹後市

本来芸術の役割であろう心田を耕す「境界のない芸術を体感する広野」に轟く心の声=ECHO(エコー)をメインテーマとした食とアートと地域が連携する祭典“ECHOあしたの畑ー丹後・城崎”が11月26日まで、京丹後と城崎で開催されています。これは、NPO法人TOMORROWと日本芸術文化振興会、文化庁が主催し、地域住民や国内外から丹後を訪れる人々の心に響き、活動を担う人材の成長の場として、また、上質な芸術と恵まれた自然環境により次世代を担う子どもたちの感性を恒常的に養うことを目的としたもの。
現在、市内各地の会場でさまざまなアート作品に触れることができます。ぜひ一度、足を運んで本物を肌で感じてみてはいかがでしょうか。

開催期間:11月26日まで
開催時間:10時~16時
休場日:火・水・木曜日

■1/Field of Stars
テレジータ・フェルナンデス、中川周士、橋詰隼弥、若松晃平、サイプレス・フェルナンデス=ダウンズ
建築を学ぶ若者と国内外で活躍するアーティストと工芸作家が心をひとつにして、考え抜き、制作した作品は、古代丹後においては入江、船着場であった場所にある。南は巨大前方後円墳・神明山古墳、そして東には大社の格を有する竹野神社に囲まれている。古代の人が眺めていたであろう星は、今も私たちを見つめている。未来に光という希望をもち、自然の素材から構成したリジェネラティブなアート工芸建築作品だ。
テレジータ・フェルナンデスというアーティストは、この地域を訪ねた時、古墳や神社などを見て宗教を超えて「祈り」を感じる場を作りたいと考えた。渦巻のような形、中に入り椅子に腰かけると無数に空いた穴から光が入って来て、星のように見える。星を愛でながら心を整える空間を作ることができたらと考えた。焼檜や京丹後の石など、現地に息づく素材と技法を用いることで、長い年月の中、場所と自然に溶け込んでいく存在となりうる作品だ。
ー宮の空き地

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