京丹後市戦没者追悼式が11月7日、丹後文化会館で行われ、遺族や中山市長をはじめ、来賓、関係者ら約210人が参列しました。この日、先の大戦で犠牲となった市内3,200有余の戦没者の御霊に哀悼と慰霊の誠を捧げました。
ご自身も2歳の時に父親を亡くし、その声も姿も記憶に無いという遺族代表の野村朝子(のむらあさこ)さんは、現在世界で起きている戦争などでも弱い立場の人たちが犠牲になっているとし、その1日も早い終息を祈りつつ「遺族の高齢化で戦争の経験者が減少し、人々の関心も薄れている今日、次の世代へ語り継ぐことも大切な私たちの使命です」と述べました。
最後は、参列した遺族・関係者の代表が戦没者の御霊に献花し、参加者皆で平和への誓いを新たにしました。
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