■TANTANロングライド 3年ぶりの開催、サイクリングで丹後半島を堪能
KYOTO TANTAN Long Rideが10月15日、天橋立駐車場(宮津市)をスタート・フィニッシュとする海と森の2コースで開催されました。この催しは、京都府と北部7市町、海の京都DMOなどで構成する実行委員会が主催するもので、3年ぶりの開催となった今回は418人が参加。京丹後市を通過する海コース(約93km)には374人がエントリー。参加者らは、丹後半島の雄大な景色を堪能しながらサイクリングを楽しみました。
また、エイドステーションとなった道の駅丹後王国「食のみやこ」と道の駅てんきてんき丹後では、京丹後産の梨や乳飲料、丹後王国ソーセージ、サザエ飯などが振る舞われ、笑顔で頬張る参加者らの姿がありました。
■サンガスタジアムで京丹後をPR 京都サンガF.C.京丹後市ホームタウンデー
京都サンガF.C.京丹後市ホームタウンデーの10月21日、サンガスタジアム(亀岡市)で京丹後市のPRを行ったほか、市内サッカークラブの子どもたちや市民サポーターが選手らを応援しました。
これは市が、京都サンガF.C.の「サンガに関係する全ての人々と夢と感動を共有し地域社会の発展に貢献する」という理念に賛同し、ホームタウンに加わりチームを応援するとともに市スポーツ推進計画「市民が楽しみともにつくるスポーツのまち」実現に向けて取り組むもの。
当日は、市PR動画がスタジアムのスクリーンに映し出され、PRブースでは観光パンフレットなどを配布。試合前には、市内サッカークラブの子どもたちが〝がんばれ京都サンガF.C.〟と書かれた旗を振りながらピッチを行進しました。
■世界・全国大会で活躍 丹後緑風高校レスリング部の3選手にインタビュー
〝負けて強くなる〟を体現さらにレベルアップを目指す3選手―
▼坂根選手
「私がレスリングを始めたのは3歳の時。格闘技が好きなお父さんの影響で近所のレスリング教室に通っていたようです。気づいた時にはレスリングをやっていました。中学の時は試合になかなか勝てず、3年の時には新型コロナの影響で試合も練習もできず楽しくない時期もありました。ですが、高校でも続けたい、強くなりたいという思いで丹後緑風高校へ進学しました。最初は、とにかく練習がしんどく、慣れない土地での生活も大変でした。嬉しかったことは、昨年の全日本女子オープンで優勝できたこと。実力が証明できたことで、さらにレベルアップしたいとモチベーションが上がりました。その結果、今年は、インターハイで優勝、世界大会にも出場し3位になることができました。今後の目標は来年もU20世界大会に出場すること。大学進学後も全国大会で優勝することです。そのために、こつこつ努力を重ねてレベルを上げたいです」
▼水崎選手
「レスリングを始めたのは3歳上の兄の影響で、幼稚園の時にレスリングスクールに入りました。中学の時、新型コロナで試合や練習ができず、ケガも重なりこのまま続けて意味があるのか、と悩んだこともありましたが、冷静に考えると自分にはレスリングしかないという結論で、今も続けています。今年は、初めて海外戦に出場し、インターハイでは2位になることができました。ただ、優勝するためには失点しない防御力が必要なので、課題を克服し負けた相手にリベンジしたいです。来年はU20世界大会への出場とインターハイ優勝を目指します」
▼竹元選手
「私は格闘技好きのお父さんに勧められて小学2年の時にレスリングを始めました。運動が好きで、他にもラグビー、陸上もやっていました。高校進学の時、どのスポーツを続けるか悩みましたが、より全力で打ち込めるものをやりたいと、レスリングを選びました。今年のインターハイでは、組み合わせも良く決勝まで上がれましたが結果は2位。10月の全日本女子オープン決勝が同じ相手だったので〝次は絶対に勝つ〟という思いでした。そこに、私の勢いで攻めるプレースタイルがはまり勝つことができました。とても嬉しかったです。今後は、インターハイ優勝目指して頑張ります」
▼令和5年3選手の主な戦績
▽坂根選手(3年・島根大附属中卒(島根))
・インターハイ…女子50kg級優勝
・U20世界選手権大会…女子50kg級3位
▽水崎選手(2年・城内中卒(静岡))
・インターハイ…男子80kg級2位
・全国高校生グレコローマンレスリング選手権大会…男子80kg級2位
・U17アジア選手権大会…男子80kg級5位
▽竹元選手(2年・翠町中卒(広島))
・インターハイ…女子62kg級2位
・全日本女子オープン…U17の部61kg級優勝
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