■Kー4で3位入賞
8月に開催されたインターハイで丹後緑風高校カヌー部が男子Kー4でみごと3位。出場メンバーに話を伺いました―
▽田村(駿)選手
「最後のインターハイで今までで一番良い結果を出だすことができ良かったです。部活動を振り返ると、厳しい練習で心身ともに辛く辞めたいと思う時期もありましたが、仲間と支え合いながら目標達成することができ、継続することの大切さ、継続することで得られるものがあると実感することができました」
▽古井選手
「3位入賞と最後に良い結果が残せました。辛い練習もありましたが仲間と一緒に乗り越え、仲間と協力することの大切さや、自分たちで物事を考え行動することの大切さを学ぶことができました。これまでのカヌーの経験をこれからの人生に活かしたいです」
■STORIES―逆境を乗り越えて
10月29日、第31回全国高等学校ロボット競技大会の会場に峰山高校ロボット研究部の姿がありました。彼らは、少人数ながらロボットの改良に趣向を凝らし、京都府予選を1位で通過。人手が足りない、時間が足りない、その中で勝ち取った全国大会出場。全てが順調ではない、まさに〝逆境〟を乗り越え最後の大会に挑んだチーム「逆境魂」。目標だった決勝進出は成りませんでしたが、彼らの表情は達成感で満ち溢れていました―
▽後藤部長
「僕は将来、旋盤など金属加工の職人になりたいと思い、峰山高校機械創造科に進学し、ロボット研究部に入部しました。先輩たちは過去5回の全国大会出場がありましたが、予選突破できず、僕たちはそこを目標にやってきました。ただ、少人数でロボットの調整や改良、プログラムの組み直しなどを行うのは大変でした。人手が足りないので、時間がかかり、そのせいで動作確認や再調整、操縦練習にしっかり時間をかけられませんでした。全国大会出場が決まってからは、ロボットのボディ強化、パーツ更新を行いましたが、本番1週間前に足まわりの耐荷重とモーターの重量のバランスが悪いことに気づき予選の時のものに戻したり、前日の公式練習で子機の動きにずれが生じておりプログラムの修正を強いられました。ですが、本番ではロボットの状態は良く90パーセント満足のいく結果で良かったです」
▽堀内選手
「入学当初は部活動は何をするか決めていませんでしたが、自分の決めた事をロボットに反映できることに惹かれてロボット研究部に入部しました。今回、親機のアーム部分の機構を担当したことで、ロボットを操縦するオペレーターになりました。本番では自分にできることを100パーセント発揮できました」
▽山本選手
「僕は中学の時のオープンキャンパスで興味を持ち入部しました。ロボット製作では、親機を担当し、競技の際は子機のセッティングを担当しました。本番は、チームとして100点の内容だったと思います」
■全国大会出場激励会を開催!!陸上とロボット競技で全国大会に出場
令和5年度全国大会出場激励会が10月11日、大宮庁舎で開催されました。これは市教育委員会が主催するもので、当日は、JOCジュニアオリンピックカップ第54回U16陸上競技大会に出場する市内中学生4人と第31回全国高等学校ロボット競技大会福井大会に出場する峰山高校ロボット研究部の4人が出席しました。
激励会では、松本教育長が選手らを激励、選手らは一人一人が自身の言葉で〝最善を尽くす〟と決意を表明しました。
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