生産者や料理人らが集い発表・交流する食の学会を今年も京丹後で開催

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■「京丹後の食」についてあらゆる角度から意見を出し合い語り尽くす　第4回食の学会「京丹後ガストロノミカ2023」の開催
丹後の食に携わる事業者が、日々の生産や調理技術について発表や交流を行うことで互いの知識や技術の向上を図り、新たなつながりやビジネス創出を目的とした食の学会「京丹後ガストロノミカ2023」が3月6日、丹後王国「食のみやこ」で開催されました。
第1部では、麴と発酵について、麹文化研究家であり「麹の学校」を管理運営しているなかじさんの講演と、地元の発酵食品に関わる事業者ら(料理人・加工事業者・酒造組合員・旅行業関係者等)によるパネルディスカッションが行われ「発酵による京丹後のガストロノミーツーリズムの発掘」をテーマとして、京丹後の魅力についてさまざまな意見が出されました。
第2部では、「京丹後のキノコマイスターが語る野生のキノコの魅力」と題して、丹後キノコクラブ元会長の田中明男(たなかあきお)さんによる講演が行われ、キノコの面白さや毒キノコについて学ぶ場となりました。
第3部では、丹後の漁業者と料理人が「丹後の漁業の現状と未来」をテーマにトークセッションを行い、水産資源の現状や今後の漁業の発展と観光的価値・可能性について参加者全員で考えました。参加者からは、貴重な京丹後の食について語る機会として「京丹後ガストロノミカ」の重要性を唱える声や、今回出たさまざまな意見の実現に向けた動きが必要だという声が上がりました。