令和5年度京丹後市一般会計予算の概要(1)

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令和5年度京丹後市一般会計予算の概要
コロナから“豊かな持続発展”へ～未来のまち、地域の多彩なカタチをつくる～

■持続可能で安定的に充実循環をしていく行財政をきずく!
▽コロナ対策・物価高騰対策
必要な感染症対策を講じつつ健康、生活、生業を全力で支えます!

▽希望と安心を未来世代にしっかりとつなぐ
教育や生活など未来へつなぐ各種のインフラ整備を積極的に実施します!

▽財政規律の確保にも十分配慮
予算規模は最大規模の一方で財政調整基金などの財政規律の確保にも十分配慮!

■令和5年度一般会計予算　373億6,000万円
特別会計：148億330万円
企業会計：181億9,756万円
令和5年度一般会計予算額は、前年度額と比較して4.9パーセント増の373億6,000万円となっています。
また、一般会計の他に10の特別会計と、水道事業、下水道事業、病院事業の3つの企業会計を合わせた総額は、703億6,086万円となります。

■会計別予算額
※企業会計の合計は、収益的および資本的支出の合計額

令和5年度は、アフターコロナを見据え、市民の命と健康、生活と事業を支援しつつ、令和6年度で活用期限を迎える合併特例債を効果的に活用していきます。同時に、令和6年度までの第2次市総合計画の基本計画に掲げる4つの重点プロジェクトを柱とした事業を積極的に推進していきます。
歳出は、コロナ対策のほか、原油価格・物価高騰への対応など、市民の暮らしをしっかり守り支えるための取り組みを推進。また、基本計画に掲げた「かせぐ」「はぐくむ」「ささえる」「つなぐ」の4つの重点プロジェクトを中心に、SDGsやゼロカーボン、DXなどについても推進していきます。さらに、国の補正予算を活用し、令和4年度3月補正予算(第13号)と合わせ、13カ月予算として切れ目のない施策を展開していくための予算を計上しています。
歳入は、個人市民税、固定資産税、入湯税などが増える見込みのため市税全体で、51億3,957万円(前年度比1.4パーセント増)を計上。普通交付税と特別交付税を合わせた地方交付税全体では、148億円(2.8パーセント増)を計上し、国庫支出金は29億5,097万円(18.1パーセント減)、ふるさと応援寄附金は14億円(40.0パーセント増)を計上しています。
基金(市の貯金)は、基金総額の令和5年度末現在高見込みが合併時の4倍以上の64億円で、今後決算時のさらなる上乗せ見込みも含め計画的な残高水準を確保。財政調整基金の現在高見込みは、11億708万円で例年の当初予算編成時と同等以上の年度末現在高を確保しています。
市債(市の借金)は、40億9,100万円(30.6パーセント増)ですが、元金償還見込みが44億40万円で、令和5年度末での市債残高見込みは、363億3,675万円(0.8パーセント減)となります。
※特別会計と企業会計は上表を参考