文字サイズ
自治体の皆さまへ

KYOTANGO SPORTS(2)

20/35

京都府京丹後市

■好機逃さぬ久美浜クラブ走攻かみ合い一挙4点接戦を制した2年連続の優勝
久美浜クラブが峰山レッドウエスタン3-4久美浜クラブ

▽久美浜クラブと峰山レッドウエスタンの決勝戦。5月5日10時30分プレイボール
1回裏1点を先制された久美浜クラブは2回、先頭の宮田陽翔(みやたはると)選手(高龍小5年)が出塁すると、盗塁や安打などで一気に攻め立て打者3人で1点を返す。この好機を逃さなかった久美浜クラブは、後続も安打などで出塁、盗塁でチャンスを広げ、安打や相手のエラー、スクイズを決めるなどで一挙4得点。
リードをもらった野村駿太(のむらしゅんた)投手(同小6年)は粘りの投球。5回に2点を返されるも、好守などで逆転を許さず1点差を守り抜いた。試合後、久美浜クラブ主将で捕手の片山遼馬(かたやまはるま)選手(同小6年)は「はじめから2連覇を狙っていた。エラーが少なかったのが良かった。今シーズンはエラーを少なくし、声掛けを心がけたい」。野村投手は「終盤にあせりや緊張があったが、投げきれて良かった。一塁手の安井爽真(やすいそうま)選手(同小5年)が守備の難しい送球をしっかり捕ってくれて助かりました」と振り返ってくれました。

■選抜大会制覇 4年ぶり3度目神戸弘陵学園・女子硬式野球部
優勝メンバー田村選手(3年・久美浜中卒)インタビュー
第24回全国高等学校女子硬式野球選抜大会決勝戦、神戸弘陵学園と花巻東高校の一戦が4月2日、東京ドームで開催。みごと優勝した神戸弘陵学園の田村選手に話を伺いました―

▼最後の夏、甲子園という夢の舞台で再び日本一へ
田村舞琳 Marin Tamura
野球を始めたのは、野球をしている兄や熱心な両親の影響。マルハンカップでは、会場である京丹後夢球場ができた経緯を知り特別な思いで大会に参加。中学時代は京丹後ボーイズに所属、女子部員1人で悩んだ時期もあったが、男子部員と同じように野球ができたことが大切な思い出となり、自身を強くした経験にもなった

▽日本一を目指して
「大学で野球をするつもりがなかったので、高校野球で最後に本気で日本一を目指したいと思い、体験練習を経て、神戸弘陵学園に進学を決めました。慣れない環境でホームシックになる時期もありました。それでも、同期のメンバーと刺激し合いながら乗り越えられました。昨夏の大会はコロナの影響で辞退。先輩たちの涙が忘れられません。その悔しさが新チームの原動力になりました」

▽全国制覇で監督を胴上げ
「優勝して石原監督、三村主将を胴上げできた時は、本当に嬉しかったです。監督の指導はどんな時でも厳しいですが、主将を中心に全員で一戦必勝で頑張ってきた成果が発揮できました。初戦の朝、主将が全員に手紙を渡してくれて、読んだ後、この主将を絶対に日本一の主将にするんだという思いが強くなりました。それが実現でき良かったです。『日本一のサポートをする』とベンチメンバーを支えてくれた部員のみんなに優勝という結果で応えられて嬉しかったです。夏の選手権大会は甲子園、夢の舞台で再び日本一になり、監督、主将を胴上げしたいです」

▼戦績 田村選手の活躍
▽2回戦8-0
vs.クラーク記念国際
3回1死満塁、右翼3塁打で先制

▽3回戦1-0
vs.駒大苫小牧
2回2死3塁、仲間の安打で本塁生還

▽準々決勝2-0
vs.福井工大附福井
4番ライトで出場、2安打1四球

▽準決勝6-0
vs.横浜隼人
4番ライトで出場、2塁打含む2安打

▽決勝6-0
vs.花巻東
4番ライトで出場

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU