文字サイズ
自治体の皆さまへ

ささえあい、たすけあい、あたえあい大きな和の力で喜びと感謝あふれる未来を育む

3/44

京都府京丹後市

ささえあい、たすけあい、あたえあい大きな和の力で喜びと感謝あふれる未来を育む
ー京丹後市誕生20周年の年をお迎えしてー
京丹後市長 中山泰

あけましておめでとうございます。

市民の皆様には令和6年の新春を健やかにお迎えのことと心よりお喜び申し上げます。
今、世界では、イスラエルとハマスの大規模戦闘が勃発し、ロシアのウクライナ侵攻も依然終息に至らず、ともに一刻も早い戦闘の終結、平和的解決と平和の回復を皆さまと共に心から求め、祈念をしてまいります。
昨年は、コロナも概ねには収束を得て、アフターコロナへ本格的に再スタートしました。皆様には、コロナ対策へのご負担とご協力に、改めて感謝を申し上げます。一方で、物価高騰等への対応と共に、コロナからのより豊かな再生発展に向け、全力で各般の取り組みを進めました。
「かせぐ」観点からは、ふるさと納税の一層の充実です。職員と共に関係事業者の皆様、市民の皆様のご尽力で、令和4年度の実績は15億円規模、件数は6万件を超え、市財政基盤強化と共に産業基盤の充実や関係人口づくりなど多方面で成果を広げ、引き続き全力で取り組みを進めています。
「はぐくむ」観点からは、子どもたちへの教育、支援とセーフティネットを全国どこにも負けない環境づくりで支えていく!と、AIを活用した英語教育の中学校全学年への導入、海外の大学関係者とも連携したグローバル人材の育成、全国最大級の定住促進奨学金返還支援、大学生・専門学校生までの医療費助成拡大、保育料の第3子以降の原則完全無償化など、子どもと若者をしっかりと育んでいくまちの強い決意を精一杯に込めて、教育委員会と共に諸取り組みを全力前進中です。
一人一人を大切に「ささえる」観点では、誰ひとり置き去りにしないまちの実現に向け、「地域共生ステーション」の増設、久美浜病院の整備構想づくりなど医療体制整備、新たな地域コミュニティづくり、身近な道路等の整備の一層の充実など、生活現場に密着を第一大切に、しっかりと進めています。
未来へ「つなぐ」観点からは、山陰近畿自動車道整備の一層の加速化、都市拠点整備や網野交流新拠点、宇川の拠点整備など基本計画づくり、庁舎増築等の設計整備のほか、歴史文化都市宣言と文化のまちづくりなど、新市として未来のまち、地域の多彩な形をつくる「希望」と「安心」を次世代にしっかりと伝え継ぎます。
そして、いよいよ4月には、新市誕生20周年の大きな節目を迎えます。この間、大切な6つの町域の間を一つの新市として固くつなぐ道路や河川、上下水道ネットワーク(公共下水道の全市整備率では、当初の4割台から9割近くまで進みました)や200円バス網などの都市基盤、森本工業団地や観光公社などの産業基盤、保幼小中の再編・一貫教育導入などの人づくりの体制、本市行財政基盤の着実な増強など、市民の皆様や議会の皆様、職員をはじめ皆の力で、未来のさらなる発展に向かう、まちの総合的な体力、基礎力を着実に整えてまいりました。
一方、まだまだ課題は山積みですが、今、デジタル化、ウェルビーイングへの社会的志向などの大きな時代の追い風を受け、また、万博に向けその本場・大阪観光局との画期的な連携もスタートするなど、京丹後には考えつくせないほどの夢と可能性、そして豊かさや幸せのタネが満ちあふれています。「課題・困難」は「宝」をその裏や底から見た姿。入り口が困難でも、工夫と努力で奥座敷まで進めば、宝の原石が据えられています。ささえあう、たすけあう、あたえあう、みんなの和の力で課題・困難を新たな資源・豊かさに循環させていく新・循環型の地域づくり。大きな和の力で喜びと感謝あふれる未来へ歩みを進めてまいります。
本年が、市民の皆様にとってますます喜びの多い豊かな年でありますこと、心から慶び、お祈り申し上げまして、新春のごあいさつとさせていただきます。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU