ウェルビーイング経営に焦点を当てた「ウェルビーイングサミットin京丹後」が11月27日、アグリセンター大宮で開催され、企業経営者や自治体職員など28人が参加しました。このサミットは、市と京丹後青年会議所が共催し、生産性の向上や人材の確保・定着など、企業や組織の価値向上に資するとされるウェルビーイング経営(※)の導入を促進し、誰もがいきいきと活躍できるまちの実現を目的としているものです。
この日の講演では、予防医学研究者で医学博士の石川善樹(いしかわよしき)さんが、働く環境の中で良いと感じる要因で最も大きいのは上司や同僚から「一人の人間として敬意をもって接されること」であるとし、「ウェルビーイングな組織、成果をあげる組織には信頼の文化が定着している」と解説。またトークセッションでは、ウェルビーイング経営を実践する中山商事(株)の中山良(なかやまりょう)代表取締役が自社の取り組みを紹介され、その後のワークショップでは、ウェルビーイングな組織づくりについて議論が交わされました。
※働く人の健康面だけでなく、幸福感や満足度の向上も重視した経営手法のこと
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