令和5年度、団塊の世代が75歳を迎えて後期高齢者医療へ移りつつあることから、平均被保険者数は昨年度と比べ大きく減少しました。これにより受診件数や受診日数、医療費総額は減少。しかし、被保険者1人当たりの年間医療費は、過去最高だった昨年度をさらに上回りました。
■被保険者数と医療費の状況
令和5年度、「1人当たりの医療費」はさらに増加し、42万6千円となりました。
▽表(1)京丹後市国民健康保険加入者の医療費などの年度別推移(各年度3月~翌年2月診療分)
※件数は、被保険者が受診した医療機関などの総数 ※医療費は、療養費・移送費を除いた費用
■京丹後市国民健康保険における疾病分類別の医療費などの状況(参考)
1人当たりの医療費1位は悪性腫瘍などの新生物、「がん」です。がんは日本人の死因第1位ですが、早期に発見し治療することで完治も期待できます。市が行うがん検診などを積極的に受診、早期発見・治療に取り組みましょう。
▽表(2)令和5年度疾病分類項目別の状況(令和5年3月から令和6年2月診療分)
※数値は疾病の分類が可能な入院・入院外(歯科を含む)を集計しているため調剤分(院外)は含んでいません
※受診件数の順位および1人当たりの医療費順位のカッコ()内は昨年度の順位
■交通事故などにあった場合
交通事故など、第三者行為による治療で国民健康保険証を使った時は、「傷病届」を提出してください。
問合せ:保険事業課
【電話】0772-69-0220
<この記事についてアンケートにご協力ください。>