有機農業の米作りにチャレンジしている清新高校と丹後緑風高校久美浜学舎で8月19日、農水省近畿農政局との意見交換が行われ、丹後緑風高校では生徒たちが「栽培の過程」についてプレゼンを実施。有機米の田んぼの藻の除去作業で苦労した話や水生昆虫が多く豊かな生物多様性を実感できたことなど、自ら経験して学んだ有機栽培の魅力について熱く語りました。
また、近畿農政局の藤澤(ふじさわ)総括農政推進官は、食料自給率や持続可能な循環型農業の重要性について話し、高校生による有機米づくりの取り組みについて「これからの人生において必ず良い経験になる」と述べました。
清新高校では、本市の有機農業の拡大をテーマに意見交換が行われ、大道(おおみち)先生は今回の米づくりを通して「生徒たちに環境問題への意識の高まりや食への意識の変化などが生まれた」と話しました。
環境と食の未来に向けた高校生の挑戦は続きます。
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