■海の見えるあそび場、楽園の島(むじんとう)に魅せられて―。
瀬間徹(せまとおる)さん
久美浜湾のほとり、木々に囲まれた芝生の広場にコテージが立ち並ぶレジャー施設「バーベキューガーデン無人島」。遊覧船に乗って海からしか訪れることの出来ないその場所は、無人島とはその名の通り、市街地と離れ、自然に囲まれゆったりとした時間が流れる場所です。その無人島で働く群馬県出身の瀬間徹さん。2年半前に京丹後へ移住してきました。
「自分が生まれ育った群馬県には海が無いので、海の近くで働くことに憧れていて。京丹後に来る前も、石垣島でマリンレジャーのツアーガイドをしていました。この無人島は、3年前に知り合いに紹介してもらって、お客さんとして遊びに来たのが初めてでした。なんて楽しい場所なんだと思いましたね。自分もここで働きたいと思い、移住してオーナーの平井さんに頼んで弟子入りをしました。京丹後は、夏は海で遊べて、冬には雪が見れる。一年を通して季節を感じられるところが楽しくて大好きです」と話します。瀬間さんが働く無人島でも、季節に合わせて訪れた人をもてなします。
「遊びに来てくれる方は、市外の方が多く、京阪神はもちろん、関東から来てくれるお客さんもいます。夏はバーベキュー、冬はカニ料理。施設内のコテージや露天風呂、子どもたちが遊ぶ遊具などは全て手作り。最近では、新しくサウナもできました。大人から子ども、家族や友達と楽しめて、また遊びに来たいと思ってもらえるような場所でありたいと思います。皆さんにもぜひ一度、遊びに来てほしいです」と瀬間さんは話してくれました。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>