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故・谷垣雄三(たにがきゆうぞう)氏を名誉市民として顕彰します

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京都府京丹後市

アフリカの地で多くの命を救った郷土の誇り
故・谷垣雄三(たにがきゆうぞう)氏を名誉市民として顕彰します

西アフリカにある砂漠の国ニジェール。日本から遠く離れた異国の地で、現地医療の体制確立に尽力されたのが、京丹後出身の故・谷垣雄三氏です。峰山町で生まれ育ち、医師となった後30余年にわたりニジェールの地において、厳しい医療環境にも関わらず、延べ1万2千回を超える手術を行うなど、献身的な医療活動と貧しい地方で援助に頼らない自立した医療体制をつくることに生涯を捧げました。
これらの功績に鑑み、この度、谷垣雄三医師に京丹後市名誉市民の称号を贈ります。これは、9月24日の選考委員会で名誉市民として推挙されたことを受け、10月17日の臨時議会での同意を得て選定したもので、11月3日の市制20周年記念式典で、京丹後市名誉市民として顕彰することとしています。
※次号、谷垣医師の功績や顕彰の様子を広報します。

■谷垣雄三医師の略歴
1967年:信州大学医学部を卒業
1979年:IRSA(ウラン鉱試掘調査)の嘱託医としてニジェールに渡る
1982年:JICA(国際協力機構)から医療専門家として国立病院外科医に赴任
1992年:ニジェールのテッサワに自費で外科診療所「パイロットセンター」建設
2001年:JICA派遣の任期が終了後も自費で活動を継続
2002年:旧パイロットセンターを撤収。再度テッサワに自費で新パイロットセンターを建設
2007年:これまで取り組んだ成果をまとめ、フランス語で提言書を作成
2017年:ニジェールのテッサワにて永眠(享年75歳)

問合せ:秘書広報広聴課
【電話】0772-69-0110

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