9月、丹後緑風高校久美浜学舎と清新高校の生徒たちが取り組んできた有機米作りが収穫の時期を迎えました。
春からの約5カ月間、化学肥料や農薬を使わない有機農法による米作りと向き合い、持続可能な農業や自然のサイクルについて学んできた生徒たち。金色の稲穂が秋風に揺れる中、育てた稲をみんなで収穫しました。生徒たちは、稲穂の状態を触って確かめながら、これまでの苦労を噛みしめているようでした。
今回、有機水稲の実証栽培プロジェクトとして市内高校と生産者、京都府、本市が一体となって取り組み、有機米の栽培技術の習得や各種データ収集、有機農業の魅力発信を進めてきました。
生徒たちが収穫したお米は、12月に市内小・中学校の給食で提供される予定です。また、市では現在、京丹後産の有機農産物のブランド化に向け、市独自の栽培基準で生産されたオリジナル有機米の愛称を公募しています。
問合せ:農業振興課
【電話】0772-69-0410
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