■大好きな海と手作りのチャンジャ―。
南理沙(みなみりさ)さん
京丹後の食材を使ったチャンジャ、キンパなどを販売するお店「ほしのチャンジャ」を営む京都市出身の南理沙さん。もともと、京都市でゲストハウスの清掃業を営んでいた南さんは、コロナ禍を機に、4年前に京丹後へ移住してきました。
「海外からのお客さんも多い京都市内のゲストハウスも、コロナで客足が遠のいて、私の清掃の仕事も出来なくなりました。そのころに出会ったのが、主人の祖父から貰った手作りのチャンジャ。あまりの美味しさに、友人にも勧めると、ぜひこのチャンジャをたくさん作って売ってほしい!と言われて。それを祖父に伝えると、だったら自分でも作ってみるといいと言われ、レシピを教わりました」と南さん。そうして生まれた「ほしのチャンジャ」は、ネット販売や地域のイベントなどで味わうことができます。さらに今年からは、親子で参加できるチャンジャ作り体験も始めました。
「京丹後に来て一番良かったことは、大好きな海の近くで家族と一緒に暮らせることと、美味しい食材がたくさんあるところ。うちのお店の商品にも新鮮な地の野菜を使い、チャンジャに入れるコチュジャンには、京丹後産の無農薬餅米や生米麹、琴引の塩を使用しています」と楽しそうに語る南さん。
「移住して4年目を迎え、自分と同じ移住者やUターンの方との繋がりが増えてきました。最近では、そんなメンバーと毎月第3日曜日に、網野町にある浜詰夕日の丘などでマルシェを開催しています。これからの寒い時期に合わせて、屋内でのマルシェも考えているので、ぜひ皆さんに来ていただきたいです」と話してくれました。
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