Kyotango Sea Labo in 2024
京丹後の学生たちのグローバル社会を生き抜くチカラを育む~新しい発想を生み出す人材を育成~
Kyotango Sea Laboは、スタンフォード大学やトロント大学の研究者らと連携して作成したカリキュラムを通じて、ものづくりの視点が新たな発想につながる思考方法を身に付け、世界で活躍できる人材の育成を目指しています。
■京丹後の中高生の学びと挑戦!
Kyotango Sea Laboのワークショップは、デザイン思考とSDGs、STEM(科学技術分野)の3つを柱とした探究学習で、生徒たちがそれらを駆使して地域での探究を行い、創造的な発想力や問題解決力を養います。毎年、さまざまな大学の学生や地元企業がワークショップに協力し、生徒を支援しています。
3回目となる今年は、8月5日から5日間にわたって開催。ワークショップの会話は基本英語。その中で企業が抱える課題や未知の問題に対してどのように解決を図るか、デザイナーやクリエイターが仕事で使う思考法を学び、新たなアイデアを生み出していきました。期間中、デザインシンキングコーチとして生徒たちを支える大学生と一緒に、座学でデザイン思考を学ぶだけでなく、地元の企業などを直接訪ねて仕事を見学。これまでとは違う視点や思考法を持つことで、学校の授業とは違った学びや発想を得ていきました。
企業担当者は「生徒たちが想像以上に積極的で知的好奇心が豊かなことに驚かされた」「これからさまざまな世界を見て京丹後に帰ってきてくれたら」と話しました。生徒たちは、企業の見学やインタビューを行う中でさまざまな疑問や課題を見つけ、「どうしてそうなのか」「より良い方法はないか」を自ら考え、デザイン思考を活用して解決策を模索。そして生徒自らがアイデアを出し、仲間と話し合いながら答えを探しました。
5日目最後のプレゼンテーションでは、自信をもって仲間と発表する生徒の姿が見られ、ある生徒は「答えのない課題でも間違うことを恐れずに取り組めた」と、自身の成長を実感できたようでした。
問合せ:学校教育課
【電話】0772-69-0620
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