2004→2024/平成16年峰山町、大宮町、網野町、丹後町、弥栄町、久美浜町の6町が合併し京丹後市が誕生。
■これまでも、これからも。みんなで力を合わせ、豊かでしなやかな未来を切り開くまちへ。
京丹後市市制20周年を祝う式典が11月3日、丹後文化会館で開催され、京都府の武田一寧(たけだかずやす)副知事をはじめ、国会議員や府議会議員、府内自治体の市長・議長、市内各団体の長や区長など約350人が出席し、盛大に執り行われました。
開式に先立って行われたオープニングイベントでは、府立丹後緑風高等学校体操部と丹後ジュニア新体操クラブが新体操パフォーマンスを披露し、躍動感あふれる演技で出席者を魅了しました。
式典では、中山市長が式辞、中野市議会議長があいさつを述べ、その後、本市名誉市民に選定された峰山町出身の故・谷垣雄三(たにがきゆうぞう)さんの功績を紹介する映像を上映。この日、谷垣さんの姪に当たる奥村智子(おくむらともこ)さんに出席いただき、顕彰状と名誉市民章を贈呈しました。また、市政における尽力と功績をたたえ、自治功労者や功績者、善行者の表彰を行いました。(詳細は本紙次ページ)
来賓祝辞では、武田府副知事、石田宗久(いしだむねひさ)府議会議長、中小路健吾(なかこうじけんご)府市長会副会長(長岡京市長)、本田太郎(ほんだたろう)衆議院議員が、市制20周年を祝い祝辞を述べられました。
式典を締めくくる記念イベントでは、映画「むかえびと」制作プロジェクトの発表が行われ、北川淳一(きたがわじゅんいち)エグゼクティブプロデューサーと井上昌典(いのうえまさのり)監督、このプロジェクトの中心となる丹後文化事業団の久保幸司(くぼこうじ)理事長が登壇され、映画「むかえびと」制作にかける思いやプロジェクトについて語りました。(詳細は本紙8ページ)
■“必ず京丹後市は輝く”
中山市長は式辞で「京丹後市誕生から20年の佳き節目を迎え、6町はひとつという思いの共有を皆でさらに深めながら、支え合い、助け合い、力を合わせあって、豊かでしなやかな活力と未来を切り開いていく。誰ひとり置き去りにされない、喜びと感謝にあふれ、夢や希望、豊かさが広がり続ける未来へ、皆で一緒に前進してまいります」と決意を述べました。そして、「希望を持ってください。夢を持ってください。そして、自信を持ってください。課題はいつか喜びへと変わります。必ず丹後は、この京丹後市は、輝き始めます」と、20年前、合併記念式典の式辞の言葉を使い、再び市民に呼びかけました。
■京丹後市市制20周年 各表彰
市政における尽力と功績をたたえ、自治功労者1人、功績者25人、善行者13人の方を表しました。(功績ごとに50音順・敬称略)
一覧については本紙をご参照ください
■京丹後市市制20周年 名誉市民顕彰 峰山町出身の故・谷垣雄三さん
京丹後市峰山町出身で、西アフリカのニジェールで、献身的な医療活動を行い、貧しい地方で援助に頼らない自立した医療体制をつくることに生涯を捧げた、故・谷垣雄三さんの多大な功績を称え、20周年記念式典において京丹後市名誉市民として顕彰しました。
式典では、谷垣さんの功績を映像で紹介した後、中山市長から谷垣さんの姪の奥村智子さんに対し、顕彰状と名誉市民章を贈呈しました。
奥村さんは、谷垣さんの兄である谷垣泰三(たにがきたいぞう)さんのあいさつを代読し「雄三の名が知られるようになったのは、支援する会の方々をはじめ、多くの方の雄三に対する多大な援助ならびに一方ならぬ御尽力によるものと感謝しております。雄三のお世話をして下さった多くの方々に改めて心より厚く御礼を申し上げます」と感謝の言葉を述べられ、会場は谷垣さんの功績をたたえる大きな拍手に包まれました。
■式典の様子
京丹後市市制施行から20年。
この節目を迎えられたのは、市民の皆さんはもちろん京丹後に関わった多くの方々がいたからこそ。
記念すべき式典の様子を写真で紹介します。
一覧については本紙をご参照ください
<この記事についてアンケートにご協力ください。>