2024Vol.12U・Iターンインタビュー 京丹後の素敵な人みーつけた!

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■自分の„欲しい〝が詰まった場所で、誰かの„欲しい〝を創りたい―
寿孝直人(すだかなおと)(ジギン)さん
丹後王国「食のみやこ」の施設内、飲食店やお土産屋さんが並ぶメインストリートから少し離れた場所にある、時計台が目印のハンバーガーとタコスのお店「Jiggy’s kitchen(ジギーズキッチン)」。土曜日と日曜日の10時30分から16時20分まで営業する隠れ家的なお店です。店主を務めるのは、4年前に京丹後へ移住してきた神戸市出身の寿孝直人さん。
「移住してすぐは、農家の仕事をしながら魚屋さんで働いて、魚のさばき方や加工方法を学びました。今はそのときに出来た繋がりのおかげで、土曜と日曜はこのお店を。平日は別の場所で企業や団体のお客さん向けの予約制のお弁当屋さん「Jiggy(ジギー)」を経営しています」と寿孝さん。
「料理の仕事を始めたのは18歳の頃。高校を卒業してすぐ、ホテルでフレンチの修行をしていました。2年ほど経った頃、料理以外の仕事もしてみたいと思って、1年間オーストラリアで生活しました。そこで新しいことを始めようと思ったんですが、海外では日本人の料理人が重宝されていることもあって、料理の仕事がすぐに決まって。結局、自分には料理なんだなと思いましたね」と話します。
「京丹後は海や自然、新鮮で美味しい食べ物、僕の欲しかったものすべてが詰まった場所。そんな場所で、料理はもちろんですが、ゆくゆくは料理の枠を超えて、この街にはまだ無い、新しいものを創ってみたいですね。京丹後がおもしろい場所だと思って貰えて、若い世代がもっと京丹後に増えてくれると嬉しいです」と楽しそうに語ってくれました。