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自治体の皆さまへ

新コミュのススメ8

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京都府京丹後市

新しい地域づくり「新コミュ」。そのキーマンを訪ねて話を聞いてみました。

■防災から学ぶ、地域への思い
No.8 Yasaka いやさか鳥取校区地域づくり協議会 寺田和男さん(和田野区長)入江範久さん(協議会会長)永島保雄さん(防災部長)
入江さんが会長を務める、いやさか鳥取校区地域づくり協議会の部会の1つ、防災部会は、防災部長の永島さんを中心に60人からなる大所帯。“住民が安心して暮らせる地域づくりの鍵は防災”という協議会の思いのもと、平成29年から「地域防災」の取り組みに力を入れています。
取り組みの始まりは、鳥取校区独自で作成した避難所運営マニュアル。「災害が起きた時に自分たちが中心となって避難所を開設し運営できるようになりたい」という思いから作成したものです。地域の避難訓練ではこのマニュアルを活用していて、毎年たくさんの住民が参加しています。
今、防災部会では「鳥取校区防災マップづくり」を進めています。防災マップは、第一次避難所や消火栓、防火水槽などの場所を地図に落とし込んだもので、先行して寺田さんが区長を務める和田野区が、若い世代と協力しながら進めており、今後、鳥取・木橋区もそれに続き完成させる予定。さらに、防災部会は、住民がそのマップを実践して活用できるような取り組みも検討しています。
防災の取り組みに力を入れる鳥取校区の活動から見えてくるのは、地域防災が“自分たちの地域は自分たちで守りたい”という住民の地域への思いから実施されているということ。それは、協議会がこの取り組みを始めたときから変わらず受け継がれている大切な思いです。それが地域づくりにつながる大きな原動力となっていて、住民同士のつながりや支え合う心を、防災の取り組みから日々学んでいます。
防災を通して、地域愛に溢れた支え合いの地域をつくる。いやさか鳥取校区地域づくり協議会は、そんな地域を目指しています。

問合せ:地域コミュニティ推進課
【電話】0772-69-1050

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