■人と自然が縁をむすび、新しい人生がひらく―。
久嶋眸(ひさじまひとみ)さん
神奈川県出身で、東京から移住してきた久嶋眸さん。人材系ベンチャー企業でのキャリアアドバイザー、広告会社での人事など、さまざまな経歴を持つ久嶋さんが京丹後を初めて訪れたのは一昨年の10月のこと。「前職で人事の仕事をしていたときに、研修・ワーケーションの下見に来たのが初めて。その時に、かぶと山の展望台や五箇サウナ、いろんな場所に連れて行ってもらいました。それがきっかけで何度か訪れるようになり、京丹後の人と自然が好きになりました。将来的に自然に囲まれた場所で暮らしたいと思っていたのもあり、移住を考え始めました」と久嶋さん。昨年7月から東京と京丹後で二拠点生活を始め、10月に移住しました。「一番驚いたのは食。東京のスーパーで何気なく買っていた食材が、ここでは、生産者から直接買えたりする。美味しくて安心な食材がいっぱいで、料理するのも楽しくなりました」と話す久嶋さん。
現在は、都市部企業と京丹後を結ぶ活動を行う「丹後リビングラボ」のコーディネーターの傍ら、合同会社「むすんでひらいて」を自ら起業し、京丹後のおもしろい人やモノを発信するWEBメディア「京丹後経済新聞」のリリースに向け準備中とのこと。「WEBメディアを通して京丹後の素敵なところを世の中に発信したいです。あとは、今までの経験を活かして、人材採用やキャリアマネジメントなどの面から京丹後の会社さんを助けられたら。そして何より京丹後の自然を遊び尽くしたいです!」と笑顔で話してくれました。
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