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丹後農業・農村写真コンクール

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京都府京丹後市

京都府土地改良事業団体連合会丹後支部が主催する第23回丹後「農業・農村」写真コンクール。自然、風景、伝統文化の中に根付く、農業・農村の役割や暮らしを写真に残し、美しい京丹後を次世代へ引き継いでいくコンクールです。今回、応募作品の中から、厳正な審査の結果、受賞した作品は、金賞2作品に入賞5作品の計7点。
受賞作品は、市役所各庁舎で展示する他、「農業・農村」をPRするパンフレットなどに活用される予定です。

■金賞/畝寄(うねよ)せ
撮影:坪倉義英さん
広大な国営農地に作付けされた野菜を育てる、細やかな作業をする農夫の姿があった。

▽審査講評
畝がつくる立体的なストライプ模様がやわらかな弧を描いて画面の右上へと集束している。どこまでも続くかのような傾斜が土地の豊穣さを感じさせ、画面全体を統一する緑色と茶色の系統色には、微妙な変化があって、観る者を飽きさせることがない。小さく映った人物の後ろ姿には、この写真がもつ力が一点に集められ、とても逞しく感じられる。作品にただよう優れた造形的感覚に感銘を受けた。

■金賞/婆ちゃんの桃畑
撮影:三宅憲二さん
お婆ちゃんが桃の剪定をしていました。もう少し早い時期に行うそうで、汗だくで一人で作業していました。

▽審査講評
抜けるような青空に映える鮮やかなピンクの花びら。まるで空から舞いおりた天使のようだ。芽吹いたばかりの鮮やかな緑の草も心地よい。剪定に忙しいおばあちゃん、座り込んで何をしているのかな?そうだ、きっとおばあちゃんは、厳しい冬を耐え花を咲かせた桃の精と再会を喜びあい、楽しくお話ししているのだ。作者はこの童話のひとコマのような早春の出来事を簡潔に、そして、優れた色感覚で魅力ある作品に仕上げている。

■入選/古墳の見える農場
撮影:吉岡敏夫さん
雑木が間引かれ整備がはじまった銚子山古墳。
それを望む農場。まだ肌寒い早春、トラクター始動、今年も農業の営みが始まる。

■入選/コウノトリの子育て
撮影:白木文枝さん
地域の人々にコウノトリのひなが見守られ、大きく育つことを願っています。

■入選/筆石(ふでし)の黄昏(たそがれ)
撮影:笠井昭宏さん
夕暮れにトラクターが残され、なんとなく物悲しい風景に感じました。

■入選/新米ドライバー
撮影:金久昌和さん
慣れない手つきの新米ドライバーさん「ファイト!」

■入選/ザリガニ釣り
撮影:平林治男さん
園児がアメリカザリガニの駆除に協力してくれました。田の畦の水利に困っております。

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