■多様なルーツを持つ家庭を地域でサポートしていく。ルーツを知ることでより深い信頼関係を築く
今、京丹後市には外国にルーツを持つ家庭が増えてきています。2月26日には、市国際交流協会が「外国人パパ・ママの本音」をテーマにパネルディスカッションを開催しました。
日本ともう1つの国のアイデンティティを持ちながら生活できるまちであるためには、外国にルーツがある家庭を知り、自分や地域ができることについて考えることが大切です。この日、外国にルーツを持つ4人のパパ・ママが登壇し、京丹後での子育てについて参加者と話し合いました。
外国の文化の違いから、京丹後での子育てには戸惑いがたくさんあり、そんな中でもさまざまな人と関わりながら日々奮闘していること。また、日本で育っていく子どもたちには、生き抜く力をつけるため日本の言葉や文化が必要だと登壇者が話すと、参加者から「子どものために、ぜひ母国の言葉を教えてあげてほしい。周りの子どもたちにも外国語に触れられる良い機会になる」という声があがり、4人も思わず笑顔になりました。
外国人市民が日本で安心して子育てをしていくには、周りの人の寄り添う気持ちが大切です。京丹後市は、今後も地域全体で多様な家庭への理解とサポートができる環境づくりに取り組んでいきます。
問合せ:国際交流協会
【電話】0772-69-0120
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