市民に市の教育を広く知ってもらい、これからの教育の在り方を共に考える機会として、令和5年度京丹後市教育フォーラムを1月21日、アグリセンター大宮で開催しました。この日、市教育委員会から保幼小中一貫教育や「Kyotango Sea(シー)Labo(ラボ)」などのグローバル人材育成事業の説明があり、その後、スタンフォード大学講師のヤング吉原麻里子(よしはらまりこ)さんとのオンライン対談が行われました。吉原さんには、状況が目まぐるしく変化する現代社会に求められる人物像や、学校教育の在り方について、探究的な学びやSTEAM(スティーム)教育などの解説も入れながらお話しいただきました。フォーラムの最後には、中学生が夏休み期間中に取り組んだ「Reading(リーディング)Contest(コンテスト)」の表彰式式を行いました。これは、市内の全中学校に導入している英語力向上アプリ「ELSA(エルサ)Speak(スピーク)」を活用した取り組みで、参加生徒はアプリを通じて配信された英文音読の課題の発音練習に取り組み、その成果を競うもの。今回、市内中学校から98人の応募があり、学年ごとに最優秀賞と優秀賞を決定しました。受賞した生徒からは「普段の生活の中でも英単語を見つけるとわくわくする」「毎日アプリで練習して将来外国へ行くためにもっと頑張りたい」などの感想がありました。
問合せ:学校教育課
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