今年創設された、美食の観点から都市を表彰する「美食都市アワード」。
初の受賞都市に京丹後市が選ばれました!
■食文化と地域の魅力が融合した都市
美食都市アワードとは、日本で初めて美食(食の豊かなあり方)の点から都市を表彰するため、美食都市研究会と雑誌『料理王国』が共同で創設したもの。「その地域固有の文化と食の魅力を活かし、新しい文化やビジネスを生み出し、結果として国内外から観光客を惹きつけ、その地方都市の価値を高めることに成功した都市」に贈られ、初開催の今年、審査委員から推薦された51の都市の中から10都市が候補としてノミネート。審査の結果、本市を含む5つの都市(石川県金沢市・山形県鶴岡市・北海道帯広市・長崎県雲仙市・京丹後市)が、美食都市として認定されました。
海外では、食は観光体験の中⼼であり、ガストロノミー(※)は、都市づくりや都市のアイデンティティ形成に⽋かせない資源となっています。そんな中、世界を舞台とした都市間競争において⽇本の地⽅都市も存在感を発揮できるよう、⽇本でも「美食都市構想」が策定され、その構想の具現化のために2015年、美食都市研究会が発足しました。
賞の選定には、食べ歩き地区、その⼟地特有の食に対して意欲的なシェフやレストラン、地元の⽣産者と特産品、フードフェスティバル、DMO・⾃治体の取り組みなどの充実度が重視され、市場や直売所、独⾃の飲料、料理⼈の養成機関、持続可能性の取り組み、研究機関・食育の取り組みについても審査が⾏われました。
※ガストロノミーは料理やワインなどの食事全般を文化や芸術のレベルで考えること
京丹後の長寿のレシピをまとめた「百寿人生のレシピ」
本市では、間人ガニや果物などの特産品に加え事業者独自のイベントや行政と民間が連携してさまざまな事業が行われている。(1)京丹後の料理人による美食の先進国スペインへの視察研修、(2)京丹後の旬食材をメインに使った一品料理「たんちょす」、(3)特産品「間人ガニ」の初競り、(4)都市部の名店と京丹後産食材コラボによるコース料理、(5)インフルエンサーの京丹後産食材プロモーション活動
問合せ:健康推進課
【電話】0772-69-0350
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