KYOTANGO ART FESTIVAL 2023

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本市の文化政策の指針となる京丹後市文化芸術振興計画のもと市民が文化芸術に親しむ機会をとスタートした「京丹後アートフェスティバル2023」。
市内各所で多彩な芸術に触れる6カ月間が閉幕しました。

■みるプログラム
多様なジャンルの鑑賞体験を創出した「みるプログラム」。市内で文化芸術活動を行う17団体56事業と連携して期間中の展覧会や舞台発表、鑑賞体験できるアートイベント、市内に点在する文化財を一堂にマッピングしたアートマップを制作。また、インスタグラムなどを活用して、本市の持つ文化や芸術資源を一体的に発信しました。

■知るプログラム
アーティストの専門性×丹後の文化的資源をモチーフにした5回連続のワークショップでは、市内外の9歳～90歳代までの方から応募がありました。参加者はアーティストの視点を借り、まっさらな眼でこの地域の文化的資源を見なおし、同時代に生きるアーティストの思考や、普段の生活・学校では出会えない表現を体験しました。

■このまちの文化芸術を考えるシンポジウム
フェスティバルを振り返るシンポジウム。「このまちの文化芸術のこれから」と題したゲストとの意見交換では、「文化施設やイベントの多さ=文化度の高さだろうか?アーティストと市民など多様な人々が文化的な営みによって出会い繋がる場が常にあることこそが、文化度の高い状態ではないか」「都心で劇場やギャラリーをやるには競合も多く資金的に難しくても、丹後ならできることも。丹後は自分のやりたいことが実現できるまちだと認識され、そんな移住者が増えれば、地域の文化的な満足度も上がるだろう」と期待を語りました。

市では、京丹後市文化芸術振興計画を適正かつ効果的に推進するため「京丹後市文化芸術のまちづくり推進会議」を今年1月に発足。文化芸術活動の経験を有する15人が委員を務め、本市20年の文化芸術事業を振り返り、今後の文化芸術振興について議論を重ねています。

問合せ：生涯学習課
【電話】0772-69-0630