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特集 都市拠点公共施設整備の基本計画を策定(2)

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京都府京丹後市

■宇川地域におけるコミュニティづくりや地域活動の拠
点宇川アクティブライフハウス)は、建設から40年が経過し、老朽化が著しい状況にあります。そのため、宇川地域におけるコミュニティづくりや地域活動の拠点として、宇川地域拠点施設のあるべき姿を検討し、設置する場所、導入すべき機能、施設規模など整備の基本的な考え方(コンセプト)や方向性をまとめ、地域住民誰もが利用しやすく親しみの持てる拠点施設の整備を目指し、3月に「宇川地域拠点施設整備基本計画」を策定しました。

▽導入機能の検討
1)生活支援機能(地域の50歳代以上の要望が高い機能)
・買い物(食品+日用雑貨)機能
・食品加工+食品保存機能
・飲食スペース(カフェ)機能

2)子育て支援機能(地域の40歳代以下の要望が高い機能)
・図書館機能
・地域の学び機能
・学習/習い事(学童保育)

3)文化・交流機能(起業支援)
・サークル活動
・UIターン支援
・地域コミュニティ活動

▽計画における3つのコンセプト

■網野地域におけるまちの未来を育む交流拠点
網野庁舎跡地(以下、庁舎跡地)は、町役場や網野庁舎として長年市民に親しまれてきた場所。網野町の中心市街地に位置し、金融機関や郵便局、スーパー、図書館など日常生活に必要な機能が集積しています。その庁舎跡地の有効活用について、これまで「あみのみんなのスペース未来ラボ(あみラボ)」で検討が重ねられ、その内容を網野町区長連絡協議会が「網野庁舎跡地活用構想(提言)」として取りまとめ、令和2年3月に市長に提言しました。
提言を受けた市は、京丹後市網野庁舎跡地活用構想検討会議を設置してさらなる議論を重ね、令和4年3月に「京丹後市網野庁舎跡地活用基本構想」を策定。その構想に基づき、市民の意見やニーズなどを知るためワークショップやポスター展などを開催。その結果、子どもや学生、高齢者など地域の人が集まり、活用できる施設を目指す5つの基本方針と、地域内外の集客を図り賑わいを創出する場としての施設となるよう計画をまとめ、今年3月に「(仮称)網野交流センター・交流広場整備基本計画」を策定しました。
庁舎跡地をまちの未来を育む交流拠点とすべく、今後計画を進めていきます。

▽跡地活用の基本理念「ひと」と「まち」と「歴史」がつながり“いきいき”“わくわく”まちの未来を育む交流拠点
人口減少、核家族化が進み世代間や地域間のつながりの希薄化や、進学や就職により転出した若年層が帰ってこない状況を踏まえ、幼少期からの「ひと」とのつながりや関わりを大切にして郷土愛を育み、故郷に帰る原動力につなげていく場所、市内外の「まち」をつなげて交流人口・関係人口の増加を目指していく場所、網野銚子山古墳に代表される「歴史」文化等の地域資源とのつながりを発信していく場所として、跡地活用の基本理念を定めます。

▽施設整備のイメージ/官民連携型の案(計画におけるA案)
例)A案…施設北側に大きな広場を配置。デッキを介して、施設と広場のつながりをつくる、レンタルスペースは広場に向かって大きく開く、広場を観客席にしたステージとしても活用可能

問合せ:政策企画課
【電話】0772-69-0120

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