文字サイズ
自治体の皆さまへ

第10回いのちの講演会 みんなで育児を支える〝親性〟を育む社会へ

14/50

京都府京丹後市

■「親性(おやせい)」は子育てに関わる誰にでも芽吹く心
いのちの講演会が6月9日、アグリセンター大宮で開催され、関係者や市民約150人が参加しました。今回、京都大学の明和政子(みょうわまさこ)教授が「胎児からはじまるヒトの脳と心の発達」をテーマに、社会において“親性”を育むことの必要性について講演。“親性”とは、子育てに関わる人なら誰もが持つ“子どもを慈しみ守ろう”とする心の働きのことで、子どもを育てる時、男女の性差に関わらずヒトの脳内に目立って活動するネットワーク(親性脳)が存在し、育児と共に成長するといいます。核家族化が進み、母親が出産だけでなく子育ても一手に担う状況が多い現代社会において、育児経験によって誰もが獲得し得る“親性”を、周りの人たちがどのように育み共に育児を担うか。その理解を社会全体で深めることが重要だと訴えました。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU