■わしは丹後人だで。うめち
毎月、U・Iターンをされた方の取材に行って話を聞くときは、お願いして音声を録音させてもらう。職場に戻り音声を聞き直していつも思うこと。「自分めっちゃ丹後弁やん」。取材相手が標準語の方だとなおさら気になる。大学時代を地元の外で過ごし、関西弁に染まりかけたこともあった。いわばフォームを崩しかけていたのだ。大学を卒業して地元に帰ってきて数年、崩しかけていたフォームはみるみる治っていった。一人称も「わし」になりかけている。つまり何が言いたいかというと、結局私は丹後人。丹後弁の響きが一番心地良いということである。
次号は8月23日(金)発行です
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