米軍経ケ岬通信所の設置に係る安全・安心対策連絡会が7月31日、市丹後庁舎で開催されました。
米軍経ケ岬通信所のクウァント司令官は、交通安全講習会への参加や毎週交通安全指導を行っていること、発電機はメンテナンスなど必要不可欠な使用に限定すること、地域の夏祭りや英会話、海岸清掃、文化交流などの地域交流に積極的に参加していくことのほか、5月に経ケ岬通信所10周年記念式典を開催することができ、これからも良き隣人として努める旨を述べました。
近畿中部防衛局は、交通事故の状況のほか、交通安全講習会や海水の水質調査、日米交流の取り組みについて説明しました。
本市の中山市長は、沖縄県で発生した米軍関係者による事件に触れ、国から関係自治体に情報が伝えられなかったことは極めて遺憾であるとした上で、「全国的にも例のない米軍通信所との安全・安心対策連絡会を有している本市では、仮にも万が一、沖縄県と同様の事例など、交通事故以外の事件・事故が発生した場合の扱いについても、連絡会に対して速やかな情報提供をいただくと同時に、必要な対応の確認がなされること」の旨について確認と共有を行いました。また、中西副市長からは、引き続きの日米交流の推進をはじめ、交通安全の徹底や三角地の早期整備、水質検査の再調査、発電機稼働後の速やかな商用電力への復帰などを要請しました。
問合せ:総務部基地対策室
【電話】0772-69-0012
<この記事についてアンケートにご協力ください。>