高校生たちが「有機米づくり」にチャレンジ(1)
有機農業の奥深さと自然との関わりの大切さを知る
■ポイント!
高校生が手作業で藻を除去。有機農業を実践中!
市は現在、有機農業の拡大推進に取り組んでおり、その一環として、府立清新高等学校と府立丹後緑風高等学校久美浜学舎の生徒たちと協力し、有機農法による米作りに挑戦しています。丹後緑風高校では、5月の田植え以降、順調に育ち始めたように思えた稲でしたが、6月初旬に藻が大量発生。これまでの高校の米作りでは、藻は薬剤で除去していましたが、有機農業では薬剤を使用しないので手作業による除去が必要になります。
有機米づくりを指導する越江昭公(えちえあきのり)さんと生徒たちは、2日間かけ約12アールの田んぼの藻を除去。足場の悪い田んぼでの作業に苦戦しつつも、汗だくになりながら除去を行いました。現在は稲が立派に立ち揃い、無事に出穂を迎えています。
今回の藻の除去作業を通じて、生徒たちは有機農業の奥深さと自然環境との関わりの大切さ、そして互いに協力しながら作業を行う農業本来のあり方を改めて実感しました。
収穫までもう少し。挑戦は続きます。
問合せ:農業振興課
【電話】0772-69-0410
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