■生活の中に溶け込んだ、癒しのひととき―。
小林夏生(こばやしなつき)さん
大宮町出身で、セラピストとして活動する小林夏生さん。昨年12月にUターンで京丹後に帰ってきました。
「私自身もマッサージをしてもらうのが大好きで。自分がしてもらって嬉しいことを、相手にもしてあげることで喜んでもらいたい。そんな想いからセラピストを目指しました。京丹後に帰ってきてからは、久美浜町を拠点に友人や家族、自分と近い人に向けてリラクゼーションを提供することから始めました。今ではSNSを通じて知ってくれた方も来てくれるようになりました」と話します。
そんな小林さんが行うのは、ハワイアンロミロミというハワイの伝統的なリラクゼーションとタイマッサージの2種類。
「この仕事を始めたのは4年前。湘南でハワイアンロミロミに出会い、京丹後に帰ってくる前の2年間は、宮古島にある5つ星ホテルのスパでセラピストとして働きました。昨年10月からは、タイマッサージを学ぶためにタイのチェンマイに留学しました。ハワイアンロミロミとタイマッサージ。このどちらにも通じるのは、生活に深く関わるところと、自然や文化を大切にするところです。ストレス社会の中では、みんなが自分と向き合い、心身の凝りをほぐす時間が必要。そのひとつがリラクゼーションだと私は思います。培ってきた技術を大切に、親しみやすく、生活に溶け込んだ時間を提供できればいいなと思っています」と話してくれました。
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