市制20周年記念立花哲也氏特別記念経済講演会 地域資源を活かし協力者を増やすまちおこし

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三重県多気町にある食と文化の複合リゾート「VISON(ヴィソン)」を経営する立花哲也(たちなばてつや)さんを招いた経済講演会を12月25日、市内ホテルで開催しました。これは、市と市商工会、市空き家等利活用推進検討会が、今後のまちおこしや空家問題の解決策を考えるため企画したもので、この日、市内の事業者や企業関係者ら60人が参加しました。
立花さんは、まちおこしにおける重要なポイントとして「地域の強みを活かしたり、他地域との差別化を考える視点を持つことが大切」と説明。自身の経験から、地域資源を活用し、他企業などの協力者を増やして規模を拡大していった経緯について解説しました。また、京丹後を訪れた際、間人の街並みを歩いたエピソードも披露。「間人のまち歩きで感動したのは家屋の杉板。当地ならではの文化で素晴らしい。利活用の可能性を感じた」と話しました。参加者らは、しきりにメモを取りながら立花さんの話に聞き入っていました。

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