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山陰近畿自動車道(網野~久美浜間)海側のルート帯で事業化へ前進!

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京都府京丹後市

■検討委員会が最適ルート帯を承認
山陰近畿自動車道は、国土強靱化にも大きく寄与する重要な高規格道路ですが、ミッシングリンクが京都府域では約32キロあり、網野町から久美浜町までの約19キロにおいてはルートさえ未策定の状態です。府は、この区間の最適なルートを検討するため計画検討委員会を設置し、関係団体へのヒアリングや地域住民へのアンケート調査、また地質リスクなどの技術的な面からも議論を重ねられてきました。
そんな中、最終となる第3回委員会が1月14日に行われ、防災や観光などの観点から、網野市街地から観光拠点を経由し久美浜市街地を結ぶ海側のルート帯を最適とした対応方針(案)が承認されました。
このルート帯は、特に地域ニーズが高い「持続可能な地域づくり」、「観光振興の促進」、「事故、災害時に機能するネットワークの確保」、「安全性、走行性の向上」において優れた効果が期待されています。今後、府と連携してより詳細なルート調査と検討、また説明会などで住民や関係者の意見把握に努め、計画の具体化を進めていきます。

■決起大会で強く要望 地元の熱意を国会議員、国土交通省へ訴える
山陰近畿自動車道整備推進決起大会が1月21日、衆議院第一議員会館で開催され、地元国会議員や国土交通省幹部、整備促進を切望する自治体、地元関係者が参加しました。
大会では、地元関係者を代表して市消防本部の廣野消防長が「救急搬送における30分圏域の拡大、大規模災害時の人命救助や医療支援の観点から、高速道路網は必要不可欠である」と意見を発表。さらに中山市長は「最大限の整備加速化のために4月からの有料化についてギリギリの受け止めをさせていただいた。その成果として明確に、大宮峰山道路の令和8年度までの完成や速やかな府県境までのルート決定と網野ICまでの事業化を果たしていただきたい」と強く要望しました。

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