市は、有機農業(オーガニック)の拡大に向けて生産から消費までのプロセスを地域一体となって取り組む「オーガニックビレッジ」を目指し、京丹後独自の郷土愛あふれる有機米栽培基準の策定や、小中学校での有機米給食、市内高校での有機米栽培チャレンジなどの取り組みを進めています。有機農業の定義は「化学的に合成された肥料・農薬や遺伝子組み換え技術を利用しないことを基本として、農業生産に由来する環境負荷をできる限り低減した農業生産方法」とされています。
そんな有機農業が今、注目されているのをご存じですか?広報京丹後では、5月号から有機農業をはじめとした環境保全型農業の取り組みを伝えていきます。どうぞお楽しみに。
■“こんな効果”がある有機農業
地球温暖化の防止:化学肥料は作るとき多くの化石燃料を使用しています。有機物を肥料とするとCO2排出を抑え地球温暖化防止に繋がります。また、CO2の一部を土中に貯めて大気中から減らすことが出来ます。
生物多様性の保全:殺虫剤や除草剤を使用しないことで昆虫や動植物などの多様な生物の住処となります。また、有機物を栄養源とした土壌生物が増え、土の力を維持・増進することにもつながります。
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