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《実録》ちょっと待った!その契約 消費生活相談の現場より

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京都府京田辺市

■子どものネットトラブル、高額課金にご用心!
オンラインゲームやライブ配信サービスで、子どもが保護者に無断で高額課金をしてしまったという相談が増えています。

◇事例
・クレジットカードの利用明細に身に覚えのない60万円の請求があった。調べると、親のスマートフォンでオンラインゲームをしていた小学生の息子が、どうしても課金アイテムが欲しくなり、無断で親のクレジットカードの番号を入力したことが分かった。
・タブレット端末でライブ配信を見ていた小学生の娘が、配信者への「投げ銭(※1)」を繰り返し、カード会社から30万円の請求があった。タブレットには夫のカード情報が登録されており、娘が無断で操作していたことが分かった。

◇被害防止ポイント
・子どもの利用状況を把握するとともに、スマートフォンやインターネットの利用ルールを家族で話し合いましょう。
・子どもが保護者に無断で課金することがないように、クレジットカードやキャリア決済(※2)の暗証番号はしっかりと管理しましょう。
・課金時に決済完了メールが届く設定にしておきましょう。保護者が早期に気が付けば、高額な課金を防ぐことができます。
・ペアレンタルコントロール(※3)やフィルタリングの機能を活用しましょう。
・分からないことや不安なことがあれば、相談してください。

(※1)コンテンツの閲覧者が、配信者にオンライン上で金銭の寄付を行うこと。
(※2)スマートフォンなどの通信料金と合算して、通信会社に商品代金を支払うサービス
(※3)保護者が子どもの端末の利用時間や課金などを制限する機能。設定方法は端末によって異なります。

■消費生活講座 子どもにスマホを与える前に、知っておきたいネットのリスク!!
金銭感覚がまだ養われていない子どもによるゲーム課金や、SNSがきっかけのトラブルが増えています。子どもにスマートフォンを触らせる前に、保護者がインターネット利用のリスクを知っておくことは大切です。子どもと一緒に参加できます。
日時:11月18日(土)午後2時~3時30分
場所:社会福祉センター
対象:府内に在住・通勤・通学する人
講師:NIT情報技術推進ネットワーク(株)代表取締役で大阪府教育委員会ネット対応アドバイザーの篠原嘉一さん
定員:先着60人
申込方法:専用フォーム(本紙14ページの二次元コード参照)か、電話・電子メールで、「消費生活講座受講希望」・氏名・年齢・電話番号・市内か市外在住の別・子どもが同伴する場合は、子どもの名前・託児(1歳~未就学児)の有無を連絡してください。託児を希望する人は、11月8日(水)までに申し込んでください。

申込・相談・問合せ先:消費生活センター(産業振興課内)
【電話】63-1240(正午~午後1時を除く平日午前9時~午後4時)
【E-mail】shohi@city.kyotanabe.lg.jp

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