私たちの住むまちの歴史・民俗を不定期で紹介します。
■No.9 生駒翠山が描いたとんど
昭和初期に普賢寺村に移り住んだ画家の生駒翠山(すいざん)は、現在も毎年1月に市内各地で行われている「とんど」(左義長)を絵はがきに描き残し、次のことを伝えています。
◇昭和4年の絵はがき
・1月15日がとんど日である
・火の燃え上がり方で一年の稲の豊凶を占う
・火を竹の先に移して家まで持ち帰り、その火で煮物をして凶を避ける
翠山は、「とんど」に「爆竹火」の漢字を当てています。
◇昭和19年の絵はがき
・とんどで餅をあぶって食べる
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