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《特集》令和5年度決算報告 お金の出入りand使い道(3)

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京都府京田辺市

■家庭に例えると?
市の決算を分かりやすく一般家庭の家計簿に例えて紹介します。歳入歳出を項目別に、「年収524万円」(※)の世帯として置き換えています。家計簿収入の「借金(ローン)」と支出の「自宅の増改築や修繕、車の買い換えなど」が大きく増加しています。これは、中学校給食施設や小学校の長寿命化工事などによるものです。また、「医療費・介護費など」が増加しているのは、低所得世帯臨時支援給付金などが影響しています。

■貯金・借金の状況
建設事業の増加により市債残高は増加し、基金残高は減少しました。適切な見通しのもと、計画的に市債と基金を管理していきます。

◇〔借金〕市債残高
市が借り入れている借金残高:209億円(昨年度から15億円増)
市民1人当たり:29万円
京都府下14市の平均42万円(令和4年度末)

・普通建設事業債…道路・公園・学校施設など、将来にわたって利用する公共施設の建設費についての市の借入金のこと。
・臨時財政対策債…国から交付される地方交付税の不足分をまかなうため市が借り受けるもの。この返済に係る資金は将来、国の交付税で全額交付されます。

◇〔貯金〕基金残高
市が積み立てている預貯金残高:62億円(昨年度から6億円減)
市民1人当たり:9万円
京都府下14市の平均11万円(令和4年度末)

・財政調整基金…財源に余裕のある年度に積み立てを行い、市税などの減収による財源不足や災害など予期せぬ支出に対応するための積立金のこと。
・減債基金…市債の償還を計画的に行うための積立金のこと。
・その他特定目的基金…特定の目的のための資金の積立金のこと。

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