11月9~15日は、秋の火災予防運動期間です。秋・冬は空気が乾燥し、火災が発生しやすい季節です。火災予防の意識を持ち、大切な命と財産を守りましょう。
全国防火標語:守りたい 未来があるから 火の用心
市防火標語:防火の手 ひろげて守ろう! 安心のまち
■命を守る10のポイント
◇4つの習慣
・寝たばこはしない・させない
・ストーブの周りに燃えやすいものを置かない
・ガスコンロを使うときは火のそばを離れない
・コンセントのほこりを掃除し、不要なプラグは抜く
◇6つの対策
・ストーブやコンロなどは安全装置付きの機器を使用する
・住宅用火災警報器を設置し、定期的に点検する
・部屋を整理整頓し、寝具・衣類・カーテンは防炎製品を使用する
・住宅用消火器などを設置し、使い方を確認する
・避難経路と避難方法を確認する
・防火防災訓練への参加や戸別訪問などにより、地域ぐるみの防火対策を行う
■まさか!を伝える住宅用火災警報器~点検・交換を忘れずに~
住宅用火災警報器は、火災の発生を早期に気付かせてくれることで、逃げ遅れによる被害を防ぎます。
◇高い効果を発揮
令和4年中の火災による死者数は、全国で約1400人で、うち7割は住宅火災で亡くなっています。要因は、逃げ遅れが最も多く、全体の約半数を占めています。
近年の消防庁の調査によると、住宅用火災警報器が設置されている場合は、ない場合と比べて、死者数・焼損床面積ともに半減しており、同警報器の高い効果が証明されています。
◇点検は年2回・10年で交換
すでに設置している場合でも、安心はできません。劣化や電池切れなどで火災を感知しなくなることがあるため、年2回の点検を行ってください。
また、同警報器に記載の「製造年」などを確認し、10年で交換してください。
問合せ先:消防本部予防課
【電話】63-7826
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