今年は、元日に能登半島地震が発生し、改めて時間や場所を選ばない自然災害の恐ろしさを実感することとなりました。阪神淡路大震災から29年、東日本大震災から13年が経過し、少しずつ当時の記憶が薄れつつある中で、災害の教訓を伝えると同時に、災害への備えについても市として取り組んでいかなければならないと決意を新たにしています。市民の皆さんも今一度、身の回りでの災害への備えについてご確認をお願いします。
大変厳しい状況での年明けとなりましたが、世界に目を向けると未来を見据えた取り組みが始まっています。国内では、先月に無人探査機「SLIM(スリム)」が月面着陸に挑み、見事日本初の快挙を達成しました。また、アメリカでは、民間企業が開発した無人月着陸船が、2月23日の着陸を予定しているそうです。月面着陸はアポロ計画以来、半世紀ぶりのことで、成功する確率は半々と予断を許さないようですが、小学生の頃にスペースシャトルが打ち上げられ、地球に帰還するのを見て宇宙飛行士に憧れたことや、宇宙の先がどうなっているのか興味を持ったことなどを思い出しました。成功を祈りたいと思います。
月を見上げてロマンを感じながらも、足元の備えとともに、京田辺市のこの先につながる取り組みを進めてまいります。
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