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アメリカの文化と生活 ザ・U.S.A

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京都府京田辺市

■シリーズ(25)バレンタインデー
ハロー!CIR(国際交流員)のシャベズ・莉愛(りあ)(25)です。
私の母国アメリカの文化・習慣について毎月連載しています。
『年末に帰省した際、母と弟と一緒に、ドイツ風クリスマスマーケットを訪れました。きれいなイルミネーションに包まれ、ウインナーを食べたりホットワインを飲んだりしました。靴型マグカップに入っているのがとてもかわいかったです。』

◇日本との違い
アメリカのバレンタインデーは、もともと男性が女性をデートに誘い、プレゼントを贈ったり女性にごちそうしたりする日でしたが、近年は女性から誘うことも珍しくなく、風潮が変わりつつあります。また、日本のように手作りのチョコレートは贈りませんが、市販のチョコレートやあめを贈る習慣があります。バレンタインのお返しをするホワイトデーはありません。

◇グリーティングカードやプレゼント
恋人・友人・家族同士でグリーティングカード(メッセージカード)を交換します。昔は手書きでカードを作成していたこともありました。
1880年代にイギリスのチョコレート会社が作ったハート形の箱に入ったチョコレートがアメリカでも大ヒットし、それ以来、毎年400万個以上販売されています。
現在はチョコレートだけでなく、花や高価な宝石を贈る人も増えています。

◇バレンタインデーの過ごし方
恋人同士でデートに出掛け、おしゃれなレストランでバレンタイン用の特別メニューを楽しむことが多いです。デートの費用は男性が負担することが多く、人気のレストランはすぐに予約が埋まります。一方、独身女性たちの間では、「Galentine’s Day(ギャレンタインデー)」という行事がはやっています。13日に女性同士で集まり、家でパーティーを開き、ワインやスイーツを堪能したり、プレゼント交換をしたりして友情を深めます。

◇学校でのお祝い
学校でもバレンタインを祝います。私の小学校でも、クラスメート全員でお菓子付きグリーティングカードを交換し合い、とても楽しかったです。
また、学校が資金調達のためキャンディを販売し、児童に代わって匿名で友達や片思いの相手にキャンディにメッセージを添えて届ける「Candy Gram(キャンディグラム)」という行事がよく行われました。

問合せ先:市民参画課
【電話】64-1314

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