区・自治会では、地域住民のつながりを深め、誰もが安心して暮らせるよう、さまざまな活動に取り組んでいます。しかし、現在は多くの団体で、役員の高齢化や担い手不足などの課題を抱えています。より多くの人に区・自治会活動を知ってもらうため、活動を担っている人に話を伺うシリーズを不定期で掲載しています。
■No.7 健康ケ丘区長 濵田秋三さん
◇区の特徴について
昭和44年に戸数51戸からスタートした健康ケ丘区は、住宅開発に伴い人口が増加し、現在では、約1,400世帯が加入しています。近年は、少子高齢化の傾向にありますが、今後、大型の宅地開発が予定されていて、再び若い世代の増加が見込まれています。
◇区の活動について
先人の努力と工夫によって、カローリング大会・地蔵盆・盆踊り・敬老会・運動会・文化祭・神輿(みこし)祭りなど、多くの行事が受け継がれてきました。また、約500人が加盟している子ども会やスポーツ同好会などの活動も盛んです。
コロナ禍で自粛していた活動を再開させる時期などについては、さまざまな意見がありましたが、本年度はすべての行事を再開させています。結果的には、皆さんに喜んでいただいていると感じています。
◇区の運営で工夫している点について
デジタル化の推進に力を入れています。会議での紙資料を削減するため、プロジェクターと大型スクリーンをできるだけ活用しているほか、役員間の連絡などはグループLINEを利用しています。
◇区の加入促進の取り組みについて
住宅販売会社の協力のもと、入居者に区への加入を勧めてもらっています。また、子ども会・年輪会・各サークルの案内を行うなど、地域とつながってもらうための情報提供を積極的に行っています。
◇区のこれからについて
デジタル化など新しいことへのチャレンジと、基本となる人と人とのつながりを育んでいくことが大切だと思います。近所同士で挨拶を交わし、互いに助け合っていく地域であってほしいと思います。今後もさまざまな行事を通して住民同士の親睦を図り、子どもからお年寄りまで、明るく楽しく、そして安心して暮らせる地域づくりに取り組んでいきます。
問合せ先:市民参画課
【電話】64-1314
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