さまざまな分野における男女共同参画を推進するため、性別にとらわれず個性を発揮し、活躍している市民を紹介します。
■NPO法人そよかぜ子育てサポート 子育てひろばてふてふ とんとん・ママリーダー 五月女(そうとめ)智美さん(55)
〔安心できる居場所づくりを目指して〕
音楽や観劇が好きで、最近はK-POPにも興味があります。
◇「子育てひろばてふてふ」の活動は
子どもや親同士が気軽に友達をつくれる場所づくりのほか、保護者から子育ての悩みを聞いて地域とつないだりして、安心して子育てしてもらえるようお手伝いをしています。
◇事業を始めたきっかけは
第2子が幼稚園に通い出した頃に声を掛けてもらって、一から事業を立ち上げるのは面白そうだと思い軽い気持ちで始めました。活動が認められ、市から子育て支援事業を委託されるようになって13年になります。
◇苦労したことは
第2子が小学校2年生になる頃から、夫は広島や海外で単身赴任していたので、ほとんどワンオペ育児で仕事との両立は大変でした。精神的にしんどい時期もありましたが、職場の皆さんに悩みを聞いてもらって、何とかやっていくことができました。
◇うれしかったことは
「ここがあったから、安心して2人目が産めました」など利用者から感謝の言葉をいただいたり、子どもから「大好き!」と言われたりしたら、本当にうれしいです。
◇日頃心掛けていることは
心身の健康維持のため、毎朝6時に起床して30分散歩しています。また、ストレスを溜めないために「無理なく、あるがまま」の気持ちを大切にしています。
◇今後の抱負は
春から理事長をさせていただきますので、今まで以上に感覚を研ぎ澄まし、保護者の置かれている状況やニーズ、不足している事業などを把握し、1人も取りこぼさないような支援ができればと思っています。「京田辺市といえば、そよかぜ子育てサポートがあるよね」と言われ続けられるように、これからも頑張っていきます。
「これからも親子でほっこり過ごせる居場所づくりをしたい」と話す五月女さん。その自然体の姿が、これからも子どもや保護者の心のよりどころになるのではないでしょうか。
問合せ先:人権啓発推進課
【電話】64-1336
市ホームページではさらに詳しく紹介しています。
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