《特集》選手との距離感ゼロ ツアー・オブ・ジャパン京都ステージ(3)

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■サイクリストの交流拠点「普賢寺ふれあいの駅」
平成28年にTOJ京都ステージが開かれるようになったのを契機に、多くのサイクリストが訪れるようになった市内最大規模の農産物直売所「普賢寺ふれあいの駅」を紹介します。
・サイクリストの小腹を満たすバリエーション豊かなお菓子や玉露などを使ったフローズン
・小さいサイズの巻き寿司とばら寿司
・普賢寺地域のおいしい湧き水のサービス
・山下さんの茶園で生産された玉露の茶葉を使ったおむすびと塩おむすび
※販売は金～日曜日(茶摘み期のため5月を除く)
・マイボトルを持参したサイクリストには水出し玉露をサービス

■《Interview》駅長の声
～大会当日は玉露と選手との交流を楽しんで～
普賢寺ふれあいの駅　駅長　山下明子さん(61)
父は「玉露の名匠」として名高い山下壽一さん。息子は令和4年度全国茶品評会(玉露の部)で農林水産大臣賞を受賞した山下新貴さん。親子3代にわたって深く玉露の生産に携わっています。

◇TOJ京都ステージがもたらしたものは
普賢寺ふれあいの駅には、月平均100人程度のサイクリストが訪れ、中には数十人規模の団体で来られることもあります。京都ステージをきっかけにお客さんが増えたことで、店内で食べられるグルメや陳列する農作物の種類を増やすなど、工夫を凝らしています。品揃えを充実させることで、満足したお客さんがSNSや口コミで拡散してくれて、さらに客足が伸びるという好循環が生まれています。本ステージ開催がもたらした恩恵をとても実感しています。

◇サイクリストをターゲットにした取り組みは
京田辺玉露の魅力を多くの方に広めるため、ボトルを持参された方には、水出し玉露を無料で振る舞うサービスを行っています。また、サイクリストから小腹を満たす軽食を希望する声があり、和菓子や、量を抑えた巻き寿司やばら寿司の販売を始めました。収穫を完熟期にこだわった「普賢寺米」を使ったおむすびセットも人気です。

◇市民の皆さんへのメッセージ
大会当日は、選手や観客に水出し玉露を振る舞うほか、最高級の玉露を安価(200円)に楽しんでいただけるサービスを予定しています。玉露と世界のプロロードレーサーとの交流を、ぜひ楽しんでください。

《店舗Information》
住所：普賢寺小田垣内62-1
営業時間：午前8時～午後3時(水曜日定休)
同駅公式インスタグラムで最新情報をゲット!(本紙9ページの二次元コード参照)

問合せ先：普賢寺ふれあいの駅
【電話】62-4250

■市民の声　LINEアンケート結果
TOJ京都ステージについて、市民の皆さんにLINEアンケートを行ったところ、280人から回答が寄せられましたので、一部を紹介します。詳しくは、市ホームページをご覧ください。

◇本市での京都ステージ開催を知っている〔91%〕
前年調査から8%アップ

◇観戦経験あり〔42%〕
前年調査から11%アップ

◇観戦したい〔73%〕
前年調査と同水準

《寄せられた主な意見》
・観戦場所へのアクセスを便利にしてほしい(多数)
・市民参加型の関連イベントを各地で開催すれば、もっと関心が高まると思う(多数)
・観戦したいが平日のため見に行けない。土・日曜日に変更してほしい(多数)
・コースがある地域以外では盛り上がっていない(多数)
・何度か見に行ったが、普段のどかな田園風景が非日常になり、心が躍った(30歳代)
・カーブを曲がる迫力や、チームカーの派手さに圧倒された(60歳代)
・国際大会が本市で継続して開催されていることに市民として誇りを感じる(60歳代)

◇「普賢寺ふれあい駅」に行ったことがある〔81%〕
年代が高いほど高く、70歳以上は100%(32人)が訪問経験あり

《寄せられた主な意見》
・定期的にマルシェやイベントが開かれているので楽しい(多数)
・イートインのベーカリーや洋菓子、カフェスイーツを充実させてほしい(40歳代)
・生産者の顔が見えるので安心して新鮮野菜が買える。ほっこりする直売所という印象(30歳代)
・珍しい野菜があり行くのが楽しい(50歳代)
・野菜以外にもオシャレな雑貨やフード・ドリンクなどが充実していて、徐々にすてきなスポットになってきている(50歳代)
・インスタグラムでの発信やマルシェなどのイベント企画にセンスを感じる(30歳代)

問合せ先：秘書広報課
【電話】64・1320

■市の取り組み紹介!
・フリーWi-Fi(ワイファイ)の整備
・スマホ充電器の無料貸し出し
・TOJパッケージ自販機の設置
・TOJメモリアルコース看板の設置

問合せ先：文化・スポーツ振興課
【電話】63-1302