さまざまな特色ある製品を生み出す市内のものづくり企業を不定期で紹介します。
■No.17 株式会社SOCRAH(ソクラ)(東)
代表取締役 津村宏臣さん
(株)SOCRAHは、令和4年に起業した同志社大学発のベンチャー企業で、仮想現実を体感できるVR技術などを取り入れた文化遺産活用のコンサルティング(立案・提言)や、展示・配信用のデジタルコンテンツの制作を行っています。また、遺跡・文化財などの3D計測やデータ化のほか、医療分野にも事業を展開しています。
同社では、顧客のニーズに寄り添ったコンサルタントを行うことで、ユーザーが満足できる作品作りを心掛けています。また、同社の技術を活用することで、歴史や文化の新事実の発見につなげるなど、学術面でも貢献しています。
大学発ベンチャーとしての強みを生かし、今後ますます加速するデジタル化社会に対応した事業に取り組んでいきたいと考えています。
◇VR(Virtual Reality)
「仮想現実」とも呼ばれ、専用のゴーグルで360度の映像を映すことで、実際にその空間にいるような感覚を得られる技術のこと
◇AR(Augmented Reality)
リアルな現実の風景に、さまざまな情報を付け加えて見せる技術のこと
詳しくは、産業総合情報サイト「Kyota Navi」(本紙24ページの二次元コード参照)をご覧ください。また、掲載企業の製品などの一部を、市役所2階市民ロビーに展示しています。
問合せ先:産業振興課
【電話】64-1364
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