3月29日、酬恩庵一休寺の方丈(住職の接客や仏事を行う場所)の障壁画が新たに府の指定文化財になりました。
酬恩庵方丈障壁画:江戸時代(1650年)に前田利常の寄進によって方丈が再興された際に、狩野派の中心人物であった狩野探幽によって描かれたと伝わっています。方丈にある5つの間に描かれた43面が指定されました。
方丈の中心である室中之間に描かれた山水図の一部。余白と墨の濃淡で崖から流れる滝や楼閣(ろうかく)と呼ばれる建物などが描かれています。現在、方丈には劣化を防ぐためレプリカが置かれています。
問合せ先:
文化財に関すること…文化・スポーツ振興課【電話】64-1300
拝観に関すること…酬恩庵一休寺【電話】62-0193
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