2月1日付けで、咋岡神社(飯岡)の木造天神坐像が、26件目となる市の指定文化財になりました。本像は、室町時代に院派と呼ばれる仏像を作る組織の仏師が製作したと考えられています。眉を寄せるなど怒った表情をして畳に座る菅原道真を表現した像です。材料はヒノキで、木材を寄せ合わせる寄木造で作られています。表面の色は後の時代に塗られたもので、地域で天神信仰がされていたことが分かる貴重な像です。現在は同神社本殿に安置されていますが、像の一般公開は行っていません。
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