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職員が紹介 キョウトノシゴト

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京都府京都市

■学校指導課
1人1台のパソコン端末で変わる子どもたちの学びの姿

社会全体のデジタル化が急速に進む中、学校では子どもたちが1人1台の端末を使って学ぶ姿が日常的になってきています。今回はそんな学校教育のデジタル化の状況について、担当職員に聞きました。

Q:今、学校ではどのような授業が行われているの?
A:子どもに1人1台の端末を導入!日常的に端末を活用した授業を行っています!

1人1台の端末は、調べ学習や意見交流など授業のさまざまな場面で積極的に活用されています。子どもたちも「自分が興味を持ったことを自由に調べられる」「友達といろんな形で意見交流ができる」など、主体的な端末活用が学びに役立つことを実感。
今後も、子どもたちがデジタルの強みを理解し、自分らしい学びを充実できるように活用を進めていきます。

全国平均を2割も上回る8割の学校で毎日活用中。丁寧な指導により、9割以上の子どもが「勉強の役に立つ」と答えています。

□実際の授業での活用場面を紹介
[英語]
動画で英語のインタビューを聞く授業。聞き取りにくかった箇所等を端末で繰り返し再生するなど、自分のペースに合わせた学びが可能に。
[体育]
バスケットボールの授業。試合の様子をカメラで動画撮影し、試合後に確認。子どもたち自らが作戦を立て、次の試合に生かすことが可能に。

▽ひとくちメモ
デジタル化は授業だけじゃない!
学校・PTAと保護者間の連絡が「スクリレ」で便利に!
市では、学校・PTAと保護者間の連絡手段をデジタル化し、双方の利便性向上及び負担軽減を図るため、理想科学工業株式会社と連携協定を締結。今年4月から同社が提供するデジタル連絡アプリ「スクリレ」を市立の小・中学校・総合支援学校やPTAなどに導入しました。

○導入してみて良かった主な点
・お便りが保護者に直接届くので安心です。(保護者)
・お便りの印刷や配布などの時間が減り、子どもと向き合える時間が増えました!(教職員)

Q:子どもをトラブルから守るためにどんな取り組みをしているの?
A:子どもが安心して端末を使えるよう、安全な利用環境の整備を行うとともに、さまざまな危険性も理解しながら正しく活用するための学習を実施しています!

さまざまな危険性から子どもを守るだけでなく、子ども自身が正しい知識を持って、デジタル技術を安全かつ効果的に活用できる力の育成に取り組んでいます。

□安全な利用環境の整備
・ウイルス対策
・有害サイトへのアクセス制限
・夜間のインターネット閲覧制限
など

□情報モラル教育
・利用ルールやさまざまな危険性に関する学習
・個人情報や著作権への配慮など具体的な活用場面に応じた学習

Q:端末などICT注の活用で、1人1人の子どもに寄り添った支援も充実するの? (注)情報通信技術
A:子どもの障害や特性など1人1人に応じたICTの柔軟な活用を通して、これまで以上にきめ細かな指導・支援を実現しています!

□例えば
[障害のある子どもに対して]
視線入力装置や音声読み上げ機能など1人1人に応じた活用
[不登校など教室に入りにくい子どもに対して]
子どもの状態を踏まえ、別室と教室をオンラインでつないで授業を行うなどICTを活用した心の居場所づくりを推進

その他、学級閉鎖などの緊急時に学びを止めないためのオンライン学習でもICTを活用。
今後も、全ての子どもが自らの可能性を最大限発揮できる教育を進めていきます!

問合せ:学校指導課
【電話】222-3851【FAX】231-3117

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